




2012年4月17日及び18日の両日,モルドバ訪問中の坂田大使は,これまで我が国により経済協力を受けた裨益者の下を訪れ,支援により調達された施設や設備等を見学しました。
ノン・プロジェクト型無償では,中小企業の発展は,モルドバにおける長期的な持続的経済発展と貧困削減にとって不可欠であるとの観点から,その発展のための環境整備の一環として,通常よりも有利な条件でエンド・ユーザーに対し生産機材等がリース販売されています。今回訪問した養豚場及び輸出用果物冷蔵設備も,このスキームを通じ,調達されたものです。養豚場へはラザル副首相兼経済相も共に訪問し,各エンド・ユーザーを表彰しました。
また,今回日本政府はモルドバに対し貧困農民支援(2KR)の第9トランシェの実施を決定しましたが,同プロジェクトの実施を通じて生まれたアイデアから,農業機械の訓練センターが作られました。同センターでは定期的に,農民に対して農業機械の運用・修理の方法を教授が行われていますが,国内ではこのセンターのみ,日本製の農機の修理を行うことができる程の高い技術力を誇っているとのことです。
3月21日に署名式・引渡式を実施した平成23年度の草の根無償案件については,カララシ地区病院とエカテリノフカ村の初等教育機関を訪れ,関係者と懇談するとともに,既に供与された医療機材の様子と,供与機材調達・改修前の初等教育機関の様子を見学しました。