ルイセンコ記念ハルキフ国立バレエ・オペラ劇場 国立バレエ・オペラ劇場内
サプラノフ州副知事との会談 州副知事は右手前から二人目 サプラノフ州副知事表敬
ファテエフ副市長との会談 副市長は右手前 ファテエフ副市長表敬
ハリコフ物理技術研究所との意見交換 イェゴロフ第一副所長は右手前から二人目、ミハイロフ副所長は右手前
2013年8月16日、坂田大使は大使館の文化行事(国際交流基金巡回展)となる現代デザイン展の開会式に出席するため、ハルキフ州(ハルキフ市)を訪問し、ハルキフ州副知事及びハルキフ市副市長への表敬の他、ルイセンコ記念ハルキフ国立オペラ・バレエ劇場(一般文化無償資金協力として照明機材整備支援)の視察や、ハルキフ物理技術研究所(2011年より核セキュリティ強化のための非核化支援協力を実施中)との意見交換及び視察を行いました。
サプラノフ州副知事との会談では、ハリコフ州がウクライナにおいて科学技術や投資の観点で魅力が高いこと(州内には約200の大学と約600の企業が存在)、高等教育及び科学技術に力点を置いている等の説明があり、それに関して、今後、日ウクライナの投資協定締結後の日本企業による投資や今後の科学技術の協力の可能性等について意見交換が行われました。
ファテエフ副市長との会談では、ハリコフ市の特徴(ウクライナ第2の都市であり、学生(約30万人)が多く、失業率(約1%)が少ない、経済的に発展してきた市)についての紹介や、それを踏まえた、ハリコフ市と日本の都市との姉妹交流都市及び名誉領事の協力の可能性等につき、意見交換が行われました。
ハリコフ物理技術研究所の訪問では、イェゴロフ第一副所長及びミハイロフ副所長らをはじめとした研究者と、現状の活動の紹介・原子力発電所事故処理等に関する研究協力及び本事業後の協力の継続の可能性等についての意見交換を行うとともに、日本が支援した資機材等の視察を行いました。