坂田大使 ニシチューク文化相との意見交換

 
 

 2014年6月24日,坂田大使は,来訪したニシチューク文化相と二国間文化協力等について意見交換を行いました。

 坂田大使は,近年,二国間の文化協力が進展していることは喜ばしいとした上で,この数年間の日・ウクライナの文化交流について双方の実績及び当面の予定を説明しました。また,坂田大使より,クリミア問題が困難な局面を迎えていた3月9日,マイダンの舞台で開催されたタラス・シェフチェンコ生誕200年の記念行事において日本のシェフチェンコ研究の第一人者である藤井悦子さんを紹介する機会があり,同氏が日本語で詩を読む際に司会をしていたのがニシチューク文化相であったことに言及し,今後も困難な状況にあるウクライナを様々な側面から支援していくことを強調しました。

 ニシチューク文化相は,3月9日の行事はウクライナ国民にとってとても大切な日であり,日本が示してくれた連帯に感謝したいと述べました。また,ニシチューク文化相からは,ウクライナの現下の情勢において文化が果たす役割は大きく,日本とウクライナは地理的には遠いが感覚は近いところがありウクライナ人は日本文化に対し大きな興味・関心を持っているとし,今後,日本との文化的な関係を更に強化していきたいとの意向が示されました。

 
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