2014年6月24日,坂田大使は,トゥルチーノフ最高会議議長を表敬訪問し,日・ウクライナ関係及びウクライナ東部情勢等について意見交換を行いました。
坂田大使は,2月までの反政府運動や東部の戦闘で命を失った多くの人々に哀悼の意を表明すると述べた上で,ウクライナの主権及び領土の一体性等に関する日本政府の立場及び対ウクライナ支援の概要等につき述べつつ,日本としてはウクライナの平和と安定のためウクライナ政府との協力を更に進めていく意向であり,二国間の友好協力関係発展のために両国間の議会間交流等も更に推進していきたい等と述べました。
これを受け,トゥルチーノフ最高会議議長よりは,日本政府による日・ウクライナ間協力促進及び対ウクライナ支援の取り組みへの謝意が表明され,ウクライナは,民主的な欧州国家への道を追求しており,国際社会で重要な地位を占める日本との協力を今後も重視していきたいとの発言がありました。