倉井大使 イルピン軍病院への医療機材供与式に出席

令和3年2月25日
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 2月25日、倉井大使は、ウクライナ国防省傘下のイルピン臨床医療・リハビリセンターに対する我が国支援の供与式に出席しました。式典にはペトレンコ・ウクライナ国防次官及びサハキャン・ヴェッターUNOPSウクライナ事務所長らも出席し、日本製のX線診断装置1台が供与されました。
 本件支援は、2014年から続くウクライナ東部紛争に苦しむ人々に対する我が国の支援の一環として行われたものです。供与された医療機材は、戦闘で負傷した軍人のみならず、一般市民の診察・治療にも使用され、地域の医療品質とキャパシティの向上に繋がることが期待されています。
 今回のプロジェクトは、2020年に我が国がウクライナ国防省医療支援のためにUNOPSに拠出した総額約170万ドルを用いて実施されたもので、イルピン以外にもリヴィウとハルキウの軍病院に対して医療機材が供与されました。
(写真:ウクライナ国防省・UNOPS提供)