平成27年度外務大臣表彰(ウクライナ,モルドバ)

平成27年8月19日
  外務省は,多くの国民の方々が我が国と諸外国との友好・親善関係の増進に貢献をされ,ひいては我が国や世界の平和と安定に貢献されていることから,特に顕著な功績のあった個人や団体に対して外務大臣表彰を行い,その功績を顕彰しています。
  平成27年度は個人116名,39団体の表彰が決定し,その中には,ウクライナ・キエフ在住の鄭信一(てん しんいち)氏(個人表彰),モルドバ・キシナウで活動するモルドバ日本交流財団(団体表彰)も含まれています。
  鄭信一氏は,ウクライナが旧ソ連から独立した直後の1991年にキエフ国立言語大学の日本語教師となられ,財政難や物資不足など社会的な混乱の中,ウクライナでの日本語教育の礎を築かれました。20年以上にわたり教鞭を執られ,多くの学生や後進の指導にあたられたほか,1993年にはウクライナ日本語教師会を立ち上げ約5年間会長を務められ,日本語弁論大会を開催されるなど,ウクライナにおける日本語教育の推進に尽力されました。

  モルドバ日本交流財団は,2003年にモルドバで設立されたNPO団体で,2004年から日本語講座を開設,2005年からは日本語弁論大会を開催されている他,日本文化紹介の活動にも取り組まれています。モルドバでは,大学等の高等教育期間で日本語教育が行われておらず,また,日本大使館も開設されていない中(2015年8月現在)で,唯一の日本語教育機関としてモルドバにおける日本語及び日本文化の普及と発展に貢献されました。