「チェルノブイリ原発事故30年記念イベント」の開催

平成28年4月26日
中央:ナターシャ・グジーさん
セレモニーの様子1
前列左よりアンナ・コロレフスカ・チェルノブイリ博物館館長,マリーナ・ポロシェンコ大統領夫人,ナターシャ・グジーさん,角大使夫人,佐々木祐慈さん
セレモニーの様子2
  4月26日,キエフ市にあるチェルノブイリ博物館の主催で,同博物館においてチェルノブイリ原発事故30年を記念するイベントが行われ,マリーナ・ポロシェンコ大統領夫人等とともに,角大使夫人が出席しました。
  このイベントは,平和への想いと核の悲劇を繰り返さない願いを込めて,日本とウクライナの子供たちがそれぞれ折った折り鶴を寄贈し合うというもので,日本から,被爆による闘病生活の中で折り鶴を折り続け,広島平和記念公園内にある「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんの甥にあたる佐々木祐慈さんも出席しました。
  また,当日は,このプロジェクトを提唱したウクライナ人歌手兼バンドゥーラ(ウクライナの民族楽器)奏者で,日本で活躍しているナターシャ・グジーさん,井上鑑さん(キーボード),吉田良一郎さん(吉田兄弟,三味線),金子飛鳥さん(ヴァイオリン)らによるミニ・コンサートも開催されました。
当日,会場には折り鶴を折った子供たちやメディア関係者など200人以上が会場に詰めかけ,盛況なイベントになるとともに,日本とウクライナの交流や相互理解の進展に資する機会になりました。