角大使「チェルノブイリ新シェルター移動完了記念式典」への出席

平成28年11月30日

G7議長国大使としてスピーチを行う角大使



チェルノブイリ原発4号機を覆う位置に移動が完了した新シェルターのすぐ近くで
開催された式典の様子



チェルノブイリ原発4号機を覆う位置に移動が完了した新シェルター




  2016年11月29日,角大使は,チェルノブイリ新シェルター建設事業者であるノヴァルカ社の主催によりチェルノブイリ原子力発電所敷地内で開催された「チェルノブイリ新シェルター移動完了記念式典」に我が国代表として出席し,G7議長国大使としてスピーチを行いました。
  同式典は,30年前に世界最大の爆発事故を起こしたチェルノブイリ原発4号機を覆っている「石棺」が老朽化したために,国際社会からの多額の資金拠出により建設されてきた新シェルターが,4号機と「石棺」を覆う所定の位置に移動する作業が完了した事を記念して,ポロシェンコ大統領の出席の下で開催されたものです。
  角大使は,G7代表として関係者に対する深い謝意を述べるとともに,G7及び欧州委員会は多大な額の新シェルターの建設費用をこれまで拠出してきており,その新シェルターを所定の位置に移動させる作業が完了したことは重要な成果である,今後,ウクライナ政府の適切な支援により新シェルターの運用や維持管理が行われていくと信じている旨述べました。