チェルノブイリ原子力発電所の事故から31年の日に寄せて(角大使メッセージ)

平成29年4月26日
  チェルノブイリ原子力発電所の事故から31年の日に際し,犠牲となったウクライナ人事故処理士の方々に対して改めて哀悼の意を表するとともに,事故後の原発の安全や被災地の復興に携わっておられる方々に対し敬意を表します。
  日本とウクライナとは今年で外交関係の樹立から25周年を迎えますが,我が国は,シェルターの建設や被災地の復興を一貫して支援して参りました。また,福島第一原子力発電所の事故後は,原発事故後協力協定の下で行われた4回の委員会を通じ,両国の原発事故の経験共有をはじめとする具体的な研究協力が行われています。
  今後とも,チェルノブイリと福島の経験を共有する両国国民が連帯するとともに,チェルノブイリ原発の被災地においても着実に復興が進むことを期待します。
(了)