角大使 地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)記者会見に出席
平成29年5月29日
5月29日,角大使は,国立科学アカデミーにおいて開催された地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)「チェルノブイリ災害後の環境管理支援技術の確立」プロジェクト開始にあたっての記者会見において,我が国政府代表として挨拶を行いました。本プロジェクトは,これまで4回開催した日・ウクライナ原発事故後協力合同委員会での議論を踏まえて計画されたものであり,ウクライナを対象とするSATREPSプロジェクトとしては初めて採択され,我が国からウクライナに対する技術協力プロジェクトとして5年間にわたり国際共同研究を行うものです。
角大使は,挨拶の中で,現在の日本とウクライナは極めて緊密な関係にあるが,これは我が国がウクライナの領土保全を支援し,18.6億ドルのウクライナ支援を行っていること,両国の国民が原発事故という共通の経験をしたことなどが理由として挙げられる,我が国はチェルノブイリの新シェルターの建設にも多額の支援を行い,ウクライナは福島原発事故の際に世界に先駆けて我が国を支援した,今回の共同研究によって,原発事故に伴う放射性物質汚染の環境への影響が科学的に更に明らかになること,福島とチェルノブイリを乗り越えた両国民の絆が更に深まることを期待している旨述べました。

記者会見で挨拶を行う角大使(左から5人目)
(左から4人目はセメラーク環境・天然資源相)

セメラーク環境・天然資源相(左から4人目)と握手を交わす角大使(左から5人目)
角大使は,挨拶の中で,現在の日本とウクライナは極めて緊密な関係にあるが,これは我が国がウクライナの領土保全を支援し,18.6億ドルのウクライナ支援を行っていること,両国の国民が原発事故という共通の経験をしたことなどが理由として挙げられる,我が国はチェルノブイリの新シェルターの建設にも多額の支援を行い,ウクライナは福島原発事故の際に世界に先駆けて我が国を支援した,今回の共同研究によって,原発事故に伴う放射性物質汚染の環境への影響が科学的に更に明らかになること,福島とチェルノブイリを乗り越えた両国民の絆が更に深まることを期待している旨述べました。

記者会見で挨拶を行う角大使(左から5人目)
(左から4人目はセメラーク環境・天然資源相)

セメラーク環境・天然資源相(左から4人目)と握手を交わす角大使(左から5人目)