角大使 キエフ市での「Over The Wall」世界壁画プロジェクトに出席

平成29年7月7日
  7月7日,角大使は,「ウクライナにおける日本年」行事としてキエフ市「プラット・フォルマ」において開催された「Over The Wall」世界壁画プロジェクトに出席し,挨拶を行いました。本プロジェクトは,当地UNHCR事務所(発案・担当:千田恒久的問題解決担当官)の協力によりウクライナを訪問した画家のミヤザキケンスケ氏が,キエフ市在住の国内避難民等の子ども達延べ約200名と共同で高さ約4メートル,幅約12メートルの壁画を作成したものです。29日には同様のイベントがマリウポリで予定されています。
  角大使は,挨拶の中で,ウクライナの国内避難民等の子ども達が共同で壁画を描いたことは平和の象徴であり我が国とウクライナの友好の証でもあり大変素晴らしい,キエフは平和であるが東部では未だに紛争が続いており,この壁画により平和が訪れることを祈る,ミヤザキ画家がマリウポリで描くのは童話で有名な「てぶくろ」であり,一つの「てぶくろ」を多くの人々がシェアすることは,平和に向けて祈ることを意味する旨述べました。

 

ミヤザキケンスケ画家や,ウクライナの国内避難民等の子ども達が共同で「プラット・フォルマ」に描いた壁画(高さ約4メートル,幅約12メートル)の前で挨拶をする角大使(左から5人目)右隣はニシチューク文化相


ニシチューク文化相とともに記念の桜の植樹を行う角大使


角大使(後列中央),ミヤザキ画家(右隣)と,子ども達の記念撮影