角大使 オデッサ市訪問(5月11日~12日)

平成29年5月12日
  5月11日~12日,オデッサ市を出張した角大使夫妻は,勝利記念公園における桜の植樹セレモニーへの出席,メチニコフ記念オデッサ国立大学の訪問及びステパノフ・オデッサ州行政府長官との意見交換を行いました。それぞれの概要は以下のとおりです。

1 桜の植樹セレモニー


セレモニー後の関係者との記念撮影

 
  5月11日,オデッサ市に所在する勝利記念公園にて桜の植樹セレモニーが行われました。同セレモニーに出席したヴヘルマン・オデッサ市副市長からは,日本からの桜の植樹に対する感謝の言葉とともに,姉妹都市関係にある横浜市も含め,今回のセレモニーを通じて日・ウクライナ関係がさらに発展していくことを期待する旨の発言がありました。角大使より,日・ウクライナ外交関係樹立25周年を記念した「ウクライナにおける日本年」の機会にこのようなイベントを行うことができ嬉しく思う,これからはオデッサ市の人々が桜を見る度に日本との関係を思い出していただくことを願っている旨述べました。
 

2 メチニコフ記念オデッサ国立大学での学生との懇談


コヴァーリ学長(左から3番目)との記念撮影


日本語を学ぶ学生との記念撮影

 
  5月12日,メチニコフ記念オデッサ国立大学を訪問した角大使夫妻は,コヴァーリ同大学学長との意見交換及び同大学で日本語を学ぶ学生との懇談を行いました。コヴァーリ学長からは,同大学の概要につき説明があるとともに,高水準な科学技術力を有する日本の大学とぜひ学術交流を深めていきたい旨の発言がありました。また日本語を学ぶ学生からは,日本のアニメや漫画といったサブカルチャーを中心に日本に対する関心が高く,意欲的に学んでいる様子が見受けられました。
 

3 ステパノフ・オデッサ州行政府長官との意見交換


意見交換後,ステパノフ行政府長官(左端)との記念撮影

 
  5月12日,角大使夫妻は今年1月に就任したステパノフ・オデッサ州行政府長官を表敬訪問し,意見交換を行いました。
  ステパノフ長官からは,オデッサ州訪問に対する歓迎の言葉とともに,日本とは人道支援や投資など様々な分野で関係を深めていきたい旨の発言がありました。角大使からは,こうした分野に加え,本年は「ウクライナにおける日本年」であるため文化面も様々なプロジェクトが考えられるので,実現にあたってはステパノフ長官と協力していきたい旨述べました。