日本年関連行事 ドネツク州マリウポリ市での「「Over The Wall」世界壁画プロジェクト」の開催
平成29年7月29日
7月29日,ドネツク州マリウポリ市第68学校において,「ウクライナにおける日本年」行事として「「Over The Wall」世界壁画プロジェクト」の壁画完成記念式典が開催されました。本プロジェクトは,当地UNHCR事務所(発案・担当:千田恒久的問題解決担当官)の協力によりウクライナを訪問した画家のミヤザキケンスケ氏が,マリウポリ市在住の国内避難民等の子ども達延べ約200名と共同で壁画を作成したものです。
ミヤザキ氏は,挨拶の中で,「てぶくろ」の中にウクライナの民族衣装を着た人々や,壁画を描きに来てくれた子ども達,相撲取りや侍などの沢山の人々が集まる場面を描いた,この壁画により人々に幸せを与えられると嬉しい旨述べました。また,在ウクライナ日本国大使館から出席した筒井書記官は,ウクライナの子ども達,IDP,難民,障害を持った子ども達が共同で絵を描いたことは平和の象徴であり大変素晴らしい,このマリウポリは平和だが,ドネツク州とルハンスク州の一部地域では未だに紛争が続いていることを忘れてはならない,この壁画は我が国とウクライナの友好の証である旨述べました。

ミヤザキケンスケ画家や,ウクライナの国内避難民等の子ども達が共同でマリウポリ市第68学校に描いた壁画(高さ約11メートル,幅約11メートル)

壁画完成式典において挨拶をするミヤザキケンスケ画家
ミヤザキ氏は,挨拶の中で,「てぶくろ」の中にウクライナの民族衣装を着た人々や,壁画を描きに来てくれた子ども達,相撲取りや侍などの沢山の人々が集まる場面を描いた,この壁画により人々に幸せを与えられると嬉しい旨述べました。また,在ウクライナ日本国大使館から出席した筒井書記官は,ウクライナの子ども達,IDP,難民,障害を持った子ども達が共同で絵を描いたことは平和の象徴であり大変素晴らしい,このマリウポリは平和だが,ドネツク州とルハンスク州の一部地域では未だに紛争が続いていることを忘れてはならない,この壁画は我が国とウクライナの友好の証である旨述べました。

ミヤザキケンスケ画家や,ウクライナの国内避難民等の子ども達が共同でマリウポリ市第68学校に描いた壁画(高さ約11メートル,幅約11メートル)

壁画完成式典において挨拶をするミヤザキケンスケ画家