原田公使参事官のドネツク州マリウポリ市訪問

平成29年11月2日
  11月1日~2日,ドネツク州マリウポリ市を訪問した当館原田美智雄公使参事官は,ボイチェンコ・マリウポリ市長と会談を行い,市内にある沿海公園にて行われた桜の植樹セレモニーに出席しました。

ボイチェンコ・マリウポリ市長との会談(11月1日)


会談の様子


会談終了後の記念撮影

  ボイチェンコ・マリウポリ市長からは,原田公使参事官のマリウポリ市訪問を歓迎するとともに,2014年から続く東部における厳しい状況の中で日本が復興支援等を行っていることに感謝する,マリウポリ市の情勢は安定化しているものの,インフラをはじめ復興に向けた課題は多いことから,2021年に向けての戦略を作成しており,市の発展のために努力したい旨発言がありました。原田公使参事官からは,今回マリウポリ市を訪問し,ボイチェンコ市長にお会いできて光栄に思う,日本はウクライナの領土一体性を支持しており,ウクライナが国内改革のために努力を続けていく限り,マリウポリ市の発展をはじめとしたウクライナへのあらゆる支援を引き続き行っていきたい旨述べました。

  この様子については次のリンクをご覧ください。

  マリウポリ市公式ホームページのリンク http://mariupolrada.gov.ua/news/59fac4960755f

桜の植樹セレモニー(11月2日午前)


桜の植樹セレモニーの様子1


桜の植樹セレモニーの様子2


記念撮影1

 
記念撮影2
 
  「ウクライナにおける日本年」である今年,ウクライナ全土で桜の植樹が行われており,11月2日,マリウポリ市では,ボイチェンコ市長をはじめとしたマリウポリ市関係者及び原田公使参事官によって,20本の桜が植えられました。マリウポリ市で最も大きな公園である沿海公園で行われた同セレモニーにおいて,ボイチェンコ市長は日本とウクライナの関係が20年以上続く中で,ウクライナが厳しい状況にあってもその友好関係が変わることはなく,日本はウクライナに対し多大な支援を行ってきた,今回植えられた桜が平和のシンボルになる旨述べました。原田公使参事官からは,ウクライナの主権及び領土一体性への支持について言及し,この桜は日本の人々からのプレゼントであり大切に育ててほしい,全てのマリウポリ市民が桜を楽しんでいただくことを期待する,10年,20年後に改めてマリウポリ市を訪問し,ボイチェンコ市長とともに花見を楽しみたい旨述べました。

  この様子については次のリンクをご覧ください。

  マリウポリ市公式ホームページのリンク
  http://mariupolrada.gov.ua/news/%C2%ABvisadzhenni-sakuri-stanut-dlja-mariupolja-simvolom-miru%C2%BB---vadim-bojchenko

  地元TV局での紹介
  https://mariupol.tv/news/city_and_district_councils/mariupol/20065/yaponskaya_delegaciya_vysadila_v_mariupole_sakury.html