無償資金協力プロジェクトにより導入された医療機材の引渡式の実施

平成30年1月11日
  1月11日,角大使はスプルン保健相代行とともに,キエフ州立病院において実施された,平成24年度対ウクライナ被災地ノン・プロジェクト無償資金協力に基づき導入されたX線装置の引渡式に出席しました。これは,2014年7月に署名された交換公文に基づき,キエフやドニプロの州立病院をはじめとしたウクライナ全国の病院に日本製の内視鏡及びX線装置を供与する総額3.5億円(約3.2百万米ドル)のプロジェクトです。
  スプルン保健相代行からは,今回導入されたのは日本製の世界最高水準のX線装置であり,昨年の内視鏡に続くものである,日本はウクライナにとり最大の支援国であり,特に医療分野においては各病院に直接的な支援を行っている,日本国政府をはじめ本プロジェクトの実現に尽力した全ての関係者に感謝したい旨の発言がありました。
  角大使は,昨年行われた内視鏡の引渡式に引き続き,本日スプルン保健相代行とともに引渡式に出席することができ光栄である,保健・医療分野はウクライナの国内改革の中でも大変重要な課題であり我が国としても様々な支援を行ってきた,保健改革が進んでいくことを期待する旨述べました。

 

導入されたX線装置の視察


メディア取材の様子


今回導入されたX線装置の写真 1


今回導入されたX線装置の写真 2