角大使 国際機関を通じた新たなウクライナ東部復興支援に関する記者会見に出席

平成30年2月19日
  2月19日,我が国が国際機関を通じて新たに実施するウクライナ東部復興支援に関する記者会見が開催され,角大使,ズブコ副首相,ウォーカー国連人道調整官が出席しました。
  この支援は,日本国政府が合計約360万ドルをUNDP(国連開発計画),UNICEF(国連児童基金),UNHCR(国連難民高等弁務官事務所),IOM(国際移住機関),UNOPS(国連プロジェクトサービス機関),WHO(世界保健機関)に拠出して実施するものです。支援内容は,ウクライナ東部地域での住宅・病院改修,国内避難民の職業訓練,ビジネス支援や心理的支援,医療機材供与,デジタル警察無線供与,ドンバス水道公社に対する防弾車や防護服の供与などの予定です。
  角大使は,この記者会見において,我が国が本年も東部支援を継続できることを嬉しく思う,我が国はマイダン革命以降約18.6億ドルの対ウクライナ支援を着実に実施している,そのうち東部支援としては約4,500万ドルを国際機関に拠出しており,支援の現場である東部地域を頻繁に訪れていることを誇りに思う,今月12日にドネツク州クルディウミウカ村を訪問した際,激しい砲撃を受けて破壊された住宅がUNHCRを通じた我が国の支援により改修されて喜んでいる住民の顔を見ることができて嬉しく思った旨発言しました。


記者会見で挨拶する角大使(左),ズブコ副首相(中央),ウォーカー国連人道調整官(右)


支援を実施する各国連機関代表者との集合写真(左からUNOPS,UNDP,UNICEF,ウォーカー国連人道調整官,ズブコ副首相,角大使,UNHCR,WHO,IOM)