平成26年度対ウクライナ紛争予防・平和構築無償資金協力署名式の実施
左からフロイスマン副首相,ウォーカーUNDPウクライナ代表,角大使
2014年11月13日,地域発展省において,UNDPと連携して実施する「ドネツク州・ルハンスク州における社会サービスの早期復旧及び平和構築のための紛争予防・平和構築無償資金協力」の署名式を実施しました。
署名式には,フロイスマン副首相,実施機関であるUNDPからニール・ウォーカー代表等が出席しました。約600万ドルを供与する本支援では,紛争の影響を受けたドネツク州及びルハンスク州内の非戦闘地域において,最も脆弱な人々(孤児,両親を亡くした子供,妊婦,障害者,お年寄り,特別なヘルス・ケアが必要な人々等)を対象とし,更なる紛争のリスクを軽減することを目的として,社会ケア機関及び学校施設の修復,並びに社会ケアサービスを提供するための地方当局の能力強化が実施されます。
このウクライナ東部支援は,本年10月17日,イタリア・ミラノで開催されたASEM首脳会合において,安倍総理がポロシェンコ大統領と会談した際,東部復興のための新たな支援策として,実施を表明したものです。